福山:
人の育成ですか?いまは現場で相当熱心にやっています。特に新卒が入ってからは、教育スタイルが変わりました。僕も今日、サポートしてきました。
藤崎:
細かいマニュアルというか、ステップ1、ステップ2といったプロセスはないですが。
沼山:
営業でいえば、それぞれのスタイルは違いますね。
福山:
上司によっても変わってくるし。
藤崎:
僕はまったく畑違いのところから3年ほど前に入ってきて、それまでは学童保育の先生でした。当然のことながら、この業界は右も左もまるでわかりませんでした。その時に比べて沼山君が入ってきた1年半前とは、体制がかなり変わったと思います。僕の場合、入社後2週間くらいは席でパソコンに触っているだけ。もう少しいろいろ教えてくれると思ってたんですが(笑)
福山:
能動的でないと、きついよね。
藤崎:
ちょうどお盆休み前に入って、お盆休み明けにすぐ仕事をしないといけなかった。これではまずいと思って、先輩について現場に顔出したりするようになりました。
福山:
僕が入った時は、自分から聞きに行っていたんで、特に困ったという記憶はないですね。逆に干渉されたくないので、雰囲気が合っていたというか。最初からバリバリ仕事が取れるわけはないと割り切っていたので、社内営業を心がけていました。
藤崎:
私も自分から行動を起こすと、居場所ができていきました。ただ、それを新卒にやらせるかと言えば、違うと思います。
福山:
ここ数年で、だいぶ改善されてきたと思います。自分としては新人には積極的に声をかけていったし、ものすごく時間を使いました。そこには自信があります。面倒を見ると言った上目線ではないですが、いちばん新人にはコンタクトしたと自負しています。
藤崎:
僕が入った後あたりから、未経験者が営業部に増えた。だからこそ、部内で声をかけていこうという雰囲気になりましたよね。
沼山:
僕も最初の頃は先輩と同行することが多く、育ててくれようとしている気配を感じました。
福山:
その流れはすっかり定着しましたね。今度は沼山君が新卒をフォローしてくれている。時代の流れを感じます。こうした改善は、誰に指示されるわけでなく、自分たちで考えてやっている。それがウチの良いところだと思います。
藤崎:
人として何をしたら良いか。そこをいつも意識してる。
福山:
ヤバい奴はいますけどね、ポジティブな意味で(笑)