Cross Talk
先輩×後輩

設備リノベーション事業部

富川
ひとりの人間として、
現場の人たちに接する。
それが私のやり方です。

泉屋
未経験から挑戦し、成長できる。
機会はいくらでも用意してもらえます。

チーフ

チーフ

富川 正樹 Tomigawa Masaki

1級管工事施工管理技士
2018年8月入社

  • 前職:空調機メーカーで空調設備施工管理
  • 前々職:空調設備施工管理(自営)
若手

若手

泉屋 京志郎 Izumiya Kyoshiro


2021年8月入社

  • 前職:福祉施設で介護福祉士 
  • 前々職:病院で介護業務

現場は大宮ソニックシティ、
「トミーとイズミ」
の名コンビ。

富川: いま、大宮ソニックシティにおいて、熱源設備の改修工事を担当しています。配管作業とか、それに関わる保温設備の更新などですね。
私の役割は現場代理人、正和工業の看板を背負ってここにいます。代理人の業務ですが、打合せが中心です。当社のような業者がここでは10社も協業しており、ゼネコンさんのほか、設備関連が5社、電気関連が4社という顔ぶれになっています。
毎日、それぞれの職域での「取り合い」、つまり部材の位置や接合方法の調整を行っています。こうした中で、泉屋君は私の補佐を務めてもらっています。作業員さんへの指示や段取りなど、現場の回しが彼の仕事ですね。

泉屋: ここ一週間は、一階の共用物、たとえば楽屋回りなど部屋内を担当しています。地下一階から一階二階まで、空調機はここにつけてください、と指示しています。

富川: 図面を読み込んで、しかも自分でも描かないとできない仕事です。

泉屋: 私はまだ2年目ですが、正和工業には図面のスペシャリスト・CAD部がありますので、そこの大先生に教えてもらい、現場で描けるようになってきました。1回は自分で全部描いて、業者さんに指示を出しています。
自分で図面を描いて指示出しをするということで、たしかにプレッシャーはあります。間違いは許されないですし、工事スケジュールも厳密に決められてますし。

富川: 日程の調整も彼がやっています。そこをもし間違っちゃうと、業者さんが来たは良いけど作業ができない、という困った状況になってしまいます。電気器具を付けてから空調機を付ける、など厳密な順番が決まっていますから。

泉屋: まだ2年目でしかも未経験。以前は福祉の分野で働いていました。よく任せていただけるな、と自分でも現状に驚いています。

富川: いや、彼は優秀なんですよ。そもそも仕事ができなければ任せません。すでにもうCADが付け得て現場の指示出しができる。実は、彼のように、違う分野から入ってきている若手は多いんです。やる気があって、聡明で、まるで僕の若い頃を見ているようです(笑)

泉屋: それなら将来、僕も富川さんくらいにはなれますね(笑)

富川: なんか余裕を見せてますが、現実的にはテンパっていることもよくありますよ。

Full Power それぞれの役割を全力で。
上司と部下の壁は感じない。

泉屋: 富川先輩は、コミュニケーション能力がずば抜けているんです。初対面の方だってこの現場にはたくさん居るはずなのに、合って次の日はもう友だちのようになっちゃう。気がつけば、肩を組んで歩いてる感じです。

富川: そこまでじゃないかも(笑)

泉屋: 建築、設備、電気とそれぞれの専門業者がいる中で、正和工業とこれまで縁のなかった方々も実際にはいます。それでも仕事以外の会話から始めたりして、仲良くなるスピードにはいつもびっくりです。

富川: たしかに、決して遊んでいるわけではないですが、仕事の話はあまりしないですね。私は正和工業の代表であると同時にひとりの人間なので、人と人との関係をいちばん大事にしています。腹が立つことが無いと言ったら嘘になります、でも狭い現場で多くの人が作業をしているので、雰囲気が良くなるように気にかけねばなりません。

泉屋: あ、今日は怒ってるかも、という日もあります(笑)

富川: お腹が空いてるんです、そういう時は。

泉屋: だからお菓子をあげるようにしています。

富川: 猛獣使いというか、扱い慣れたものですよ、私のことを。彼とはこの現場が初めてで、一緒に仕事をしてから1年も経っていないのに。この仕事、現場が違えば同じ会社で机を並べていても面識が無かったり。一つの現場が終わって会社に戻った時は、正直言って、浦島太郎のような気分になることもあります。あれ、あんな人いたかなって。

泉屋: 私は春日部本社、富川さんは東京本社勤務で、勤務地も違います。ある日、春日部で事務作業をしていたら、富川さんがお菓子を持ってきてくれました。ああ、あの人はお菓子のオジサンなんだ、って覚えました(笑)

富川: 現場に入っても、正和工業はフランクですね。上司部下の関係が厳しいわけでもなく、普通に「これ頼むよ」っていう感じです。

泉屋: 上司との間に壁を感じないので、助かっています。実はさっきも本社の部長から連絡があって、大丈夫?ちゃんとできてる?と気にかけていただきました。

富川: 彼は可愛がられやすいタイプなんですよ、オヤジ転がしがうまいというか。ほかの業者さんからも目をかけられていて、職長会の副会長になったくらいです。作業員は全部で200人以上、そう考えるとすごいですよ。

泉屋: はい、実質ナンバー2です。

富川: そこ、ドヤ顔しすぎ。

泉屋: やっていることは地道なもので、週に3回ほど安全面のパトロールを行ったり、熱中症対策として冷蔵庫を設置してもらえるよう交渉してみたり。皆さんがより働きやすい環境作りを心がけています。

Good job! 何万人を笑顔にする仕事。
すごい、やるじゃん
と言われたい。

富川: 僕は今まで、1人で現場に出ることもありました。だからいまの環境は、すごく楽しいんです。

泉屋: いじる相手もいますしね。

富川: もちろん人に恵まれているだけじゃなくて、工事の節目節目でスケジュールを守れたという達成感も大きなやりがいにつながっています。最後の引き渡しは、何度携わっても感動しますね。
僕は昔から設備の仕事をやってますが、完成後の現場にはつい行ってしまいますね。誰でも知ってるあの施設でも工事をしていたのですが、やっぱり家族と何回も出向いています。でも見ているのは天井ばかりだったりも(笑)
ここソニックシティも埼玉県ではコンサートが開催される有名な場所、地図にも残りますし、僕は誇りに思っています。

泉屋: 埼玉の人なら、大宮ソニックシティは誰でも知ってると思います。友だちに「いまどんな仕事してるの?」と聞かれて答えた時に、「すごいじゃん!」と言われます。目に見えてずっと残っていく建物に関わるのは僕も自慢になりますし、『俺が造ってるんだ!』と言いたくなりますね。

富川: 何年か経ってから来てみて、中がこんなに涼しいのは、自分が工事したからだよって。

泉屋: はい、後から体験できるのは嬉しいですよね。

富川: いま、会社の理念で“笑顔”という言葉を大切に扱っているんですが、こうしたコンサート会場のような現場は、まさに笑顔をつくる場所です。たとえばアイドルのコンサートとか、2500人のキャパが全部埋まると、2500人の笑顔を生み出せるのかなって、思います。それが1年間になると、何万もの笑顔で埋まるわけですね。

泉屋: そうした意味でも、笑顔の下支えとなる技術の習得は重要です。わかるまで聞く、先輩に一緒に現場まで行ってもらい、チェックを受ける。そうした繰り返しの中で、学ぼうと心がけています。

富川: その指示ではわからないよ、と言われることもあるよね。

泉屋: そんな時は、すぐ持ち帰って確認します。

富川: やっぱりたくさんの人を笑顔にするには、すぐ壊れるものを納めるわけにはいきません。ましてやこの現場は設備部の中でもメイン、ここを俺らできっちり納めて正和工業の名を広めようという気持ちはあります。

泉屋: おタクらやるじゃん、そう思われるように個人的にも成長したいですね。

富川: 彼は良い意味で貪欲なので、期待できますね。一見、草食風で騙されるかもしれませんが(笑)。最初はつきっきりで教えないと、と思いましたが、最近はもうひとりでかなり任せられるようになってる。自分で考えろ、ノープランで聞きに来るな、ということも昔はありましたが。

Highly Motivated Company やる気のある人
には居心地が良い会社。
それが正和工業。

富川: 振り返ると、正和工業はホームページを見て、良い会社だなと思って入りました。入った後も印象はそのままで、任せてくれる社風がある。私も半年後には1億以上の現場を託されました。それまでは空調メーカーにいたので、あまり大きな戸惑いは無かったですね。

泉屋: 私はまったくの別業界から入ったので、業界でやっていける自信を早くつけたいです。1級の施工管理技士の資格を取るために、1年前から勉強しています。

富川: 大丈夫、そんなに難しくないから。

泉屋: でも出てくる言葉はまだ見慣れないものばかり、勉強はそこからです。ただ、これくらい高い目標を持たないと、自分を変えることはできないと思っています。中途半端な目標だと、ずるずる行きそうで。

富川: 前にも言いましたが、彼はストイック。若手の中でも彼は好きですね。言い方は厳しいですが、中途で未経験だと、新卒入社よりスタートは遅いわけです。追いつき、追い越すためには、これくらいのストイックさが必要、とも言えますね。
でも僕は新卒でこの業界に入りましたけど、2年目くらいは遊びほうけていた。それに比べると、彼は頼もしいです。

泉屋: 新しいことにチャレンジして、1から成長できる場。それがこの業種であり、正和工業だと思っています。上司との距離も近いし、研修や制度も充実しています。機会はいくらでも用意してもらえますので。

富川: ウチの会社はやる気がある人には居心地が良い。試験費用も講習費用も、全部、会社が払ってくれます。それだけ社員の成長には力を入れているんです。
だから僕も正和工業は、すごく好きですね。特に社長の人柄。僕より年は下ですが、目がギラギラしていて「やるぞ!」という雰囲気を醸し出している。会社も急成長しています。
ただ、会社が大きくなるのは良いですが、人数だけ増えてもダメだと思います。理念を共感した成長意欲のある人には、もっと来て欲しいですね。僕も若手をいっぱい育てれば、仕事も楽できますし(笑)

泉屋: 僕も早く教える立場になれるよう、がんばります。

富川: 独り立ち、期待しているね。

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