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フロン排出抑制法

業務用冷凍空調機器はこんなところで設置されています。

フロン排出抑制法「冷水機」「ターボ冷凍機」「チラー:チリングユニット」「スクリュー冷凍機」

フロン類とは何か

フルオロカーボン(フッ素と炭素の化合物)の総称であり、CFC(クロロフルオロカーボン)、 HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)、HFC(ハイドロフルオロカーボン)をフロン排出抑 制法ではフロン類と呼んでいます。化学的にきわめて安定した性質で扱いやすく、人体に毒性が 小さいといった性質を有していることから、エアコンや冷蔵庫などの冷媒用途をはじめ、断熱材 等の発泡用途、半導体や精密部品の洗浄剤、エアゾールなど様々な用途に活用されてきました。
しかしながら、オゾン層の破壊、地球温暖化といった地球環境への影響が明らかにされ、より影響の少ないフロン類や他の物質への代替が、可能な分野から進められています。

フロン排出抑制法

業務用冷凍空調機器分野の多くはフロンガスが使用されています。そのフロンガスが大気に放出されると「地球温暖化」に大きな影響を及ぼします。現状のフロンガス回収量はおよそ3割と言われており、このままのペースだと2020年におけるフロンガスなどの排出量は現在の約2倍程度となると予測されます。
フロン回収・破壊法が改正され、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」(略称「フロン排出抑制法」)として平成27年4月1日から施行されました。この法律の略称をフロン排出抑制法といいます。
フロン排出抑制法では、管理者は機器の点検、点検記録の保持、記録簿の作成、フロンの漏えいがある場合は対処、フロン漏えいの算出報告など多岐にわたる項目が義務化されています。 フロン類を使用した業務用冷凍空調機器(第一種特定製品)の管理者(ユーザー様)が対象です。

「管理者の判断基準」の遵守

「管理者」とは、原則として、当該製品の所有権を有する企業・法人が該当します。ただし、例外と して、契約書等の書面において、保守・修繕の責務を所有者以外が負うとされている場合は、その企業・法人が管理者となります。

適切な場所への設置等

  • 機器の損傷等を防止するため、適切な場所への設置・設置する環境の維持保全。

機器の点検

  • 全ての第一種特定製品を対象とした簡易点検の実施。(3カ月に1回以上)
  • 一定の第一種特定製品について、専門知識を有する者による定期点検の実施。
製品区分 圧縮機に用いられる原動機の定格出力
又は圧縮機を駆動するエンジンの出力の区分
点検の頻度
冷蔵機器及び冷凍機器 7.5kW以上の機器
※主な対象機器:別置型ショーケース、冷凍冷蔵ユニット、 冷凍冷蔵用チリングユニット
1年に一回以上
エアコンディショナー 50kW以上の機器
※主な対象機器:中央方式エアコン
1年に一回以上
7.5kW以上50kW未満の機器
※主な対象機器:大型店舗用エアコン、ビル用マルチエアコン、ガスヒートポンプエアコン
3年に一回以上

漏えい防止措置、修理しないままの充塡の原則禁止

  • 冷媒漏えいが確認された場合の点検、漏えい箇所の特定・修理。漏えい・故障を確認した場合、修理を行うまで原則フロン類の充塡禁止。

点検等の履歴の保存等

  • 適切な機器管理を行うため、機器の点検・修理、冷媒の充塡・回収等の履歴を記録・保存。
  • 機器整備の際に、整備業者等の求めに応じて当該記録を開示すること。
フロン排出抑制法【環境省】
環境省のホームページにその省令も含めて載っておりますので、こちらでもご確認いただければと思います。

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